FX入門・基礎

FXにおけるローソク足の基本:チャートの見方から相場予測まで解説

2024年1月3日

FXローソク足基本

FXのチャートを見ると上下しているものがありますよね。

「ローソク足(ろーそくあし)」と言って、価格の動きを表しています。

その形にどういった意味があるのかを解説します。

これを理解できれば、相場の流れや買い時・売り時のヒントが見えてくるようになります。

 

そもそも「ローソク足」ってなに?

FXをする女性

 

ローソク足(ろーそくあし)とは

ローソク足1ローソク足2

ローソク足(ろーそくあし)は、価格の変動を表現するためのグラフで、個々の足が時間内の取引範囲を示しています。

1分足だと1本の長さが1分で、5分足、10分足~日足、週足、月足などがあります。

上部がその時間分の「始値(はじめね)」、下部が「終値(おわりね)」を表します。

実線の部分を「実体」、上下の細い線を「ヒゲ」と呼びます。

  • ヒゲの上側を「上ヒゲ(うわひげ)」と呼び、先の部分が高値を表します。
  • ヒゲの下側を「下ヒゲ(したひげ)」と呼び、先の部分が安値を表します。

そして、「陽線(ようせん)」は価格が上昇したことを示し、「陰線(いんせん)」は価格が下落したことを示します。

 

ローソク足チャートで何がわかる?

チャート相場転換

ローソク足を見ることで、以下のような情報を読み取ることができます。

1. 売りと買いの力関係

  • 長い陽線 → 買いが強い
  • 長い陰線 → 売りが強い

2. 相場の転換サイン

  • 小さな実体&長いヒゲ → 「迷い」や「転換」のサイン
  • 連続する陽線や陰線 → 「トレンドの継続」が予想される

 

ローソク足の使い方:チャートの見方から相場予測まで

FXに集中

ローソク足でこれからの相場を予測

ローソク足を使うと、過去の動きから将来の動きを予測することができます。

特定のパターンが現れると、それに応じて相場の動向を読み取れるようになります。

トレーダーはこれらの情報を活用してトレードを行います。

 

ローソク足の代表的なパターン

ローソク足のパターンはたくさんあり、覚えるのが大変です。

なので、よくある代表的なものを紹介します。

大陽線・大陰線

FX大陽線大陰線

ほかのローソク足に比べて実体部が大きい陽線を大陽線と言い、相場で上昇が続くことを示しています。

その逆で、実体部が大きい陰線を大陰線と言い、下落が続くことを示しています。

下落相場で大陽線が出現した場合には転換点の可能性あり。

 

 

 

 

 

 

 

小陽線・小陰線

FX小陽線小陰線

上下に短いヒゲが付いていて実体が小さいものを、陽線の場合は小陽線、陰線は小陰線と呼びます。

その形から「コマ」と呼ばれることもあります。

レンジ相場でよく見られ、相場の迷いを感じられるので様子見しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

上影陽線・上影陰線

FX上影陽線陰線

上ヒゲが長い陽線を上影陽線、陰線を上影陰線と呼びます。

高値圏にいるとき、陽線でも陰線でも、上ヒゲが長い場合は下落のサインです。

安値圏で上影陽線が出た場合は上昇への転換の可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

下影陽線・下影陰線

FX下影陽線陰線

下ヒゲが長い陽線を下影陽線、陰線を下影陰線と呼びます。

安値圏にいるときは、陽線でも陰線でも、下ヒゲが長いときは上昇のサインです。

高値圏で下影陰線が出た場合は下落への転換の可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

包み線・はらみ線

FX包み線陽線

連続する2本のローソク足で、1本目が2本目を実体で完全に包み込む形を包み線と言います。

包み足とも言う。

陽線陰線を包んでいる場合は上昇への転換、陰線陽線を包んでいる場合は下落への転換と考えられます。

 

包み線とは逆に、連続する2本のローソク足で、1本目が2本目に実体で包まれる形をはらみ線と言います。

はらみ足とも言う。

こちらもトレンドの転換の可能性あり。

 

 

ピンバー

FXピンバー

陽線・陰線関係なく、ヒゲが長く実体がほぼないローソク足をピンバーと言います。

値が大きく動いたけど、その後に戻したことを表し、相場の転換か、停滞しているときに見られます。

(※参考画像はピンバーと呼ぶにはちょっとヒゲが短いかもしれません。)

 

 

 

 

 

 

ローソク足からのトレンドラインの引き方

上昇トレンド下降トレンド

トレンドラインというのは“値動きの方向性”のことをいいます。

ローソク足の頂点をつなぎ合わせて線を引きます。

そして、トレンドラインの引き方に正解はなく、トレーダーによって引き方が違います。

ヒゲから引いたり柱から引いたり、特定の時間足で引いたり…。

私はスキャルピングが多いので、4時間足、1時間足、30分足、5分足、1分足でそれぞれトレンドラインを引いています。

 

トレンドラインに関してはこちらで解説しています↓

こちらもCHECK

FXテクニカル分析
テクニカル分析の基本とトレンドラインの引き方【FX取引で最重要】

続きを見る

 

ローソク足とインジケーターも組み合わせると予測精度がアップ

データを基に自動で計算してくれるツールが「インジケーター」です。

インジケーターは相場を分析するために使われ、今後の動きを予測・判断します。

移動平均線、ボリンジャーバンド、MACDなどがあり、トレンドの強さや転換点、買い・売りの強さを判断できます。

どこの取引業者のチャートにも「テクニカル表示設定」がついているので、自分の使いやすいものを表示しましょう。

ももね
ローソク足、トレンドライン、インジケーターを組み合わせて予測しよう!

インジケーターの使い方についてはこちらで解説しています↓

こちらもCHECK

FXテクニカル指標
FXテクニカル指標・完全解説|チャートに表示するだけで勝率UP

続きを見る

 

注意ポイント

ローソク足はあくまで「相場の心理」を可視化した道具です。過信せず、予測のための材料のひとつとして使うことが大切です。

 

雪見屋流:チャート予測の3ステップ

私が実際にトレードする際に行っている、ローソク足を使った予測手順です。

  1. まずは上位足(1時間足や4時間足)を見る: 大きな流れ(トレンド)を把握します。
  2. ローソク足の形をチェック: 反転のサイン(ピンバーなど)が出ていないか探します。
  3. インジケーターで裏付け: 移動平均線やボリンジャーバンドを組み合わせ、予測の「根拠」を強めます。
私はスキャルピング(短時間トレード)がメインですが、1分足の形だけで判断せず、必ず1時間足などの「大きなローソク足」の方向を確認するようにしています。これが負けないためのコツです。

トレンドラインの引き方はこちら

FXテクニカル分析
テクニカル分析の基本とトレンドラインの引き方【FX取引で最重要】

続きを見る

 

雪見屋の体験談:1分足の「ダマシ」に泣いた過去

初心者の頃、私は「大陽線が出た!買いだ!」と勢いよく飛び乗ったら、直後に下落し、大損したことが何度かあります。

なぜそうなったのかと言うと…

「短い時間のローソク足しか見ていなかったから」です。

1分足で大陽線が出ていても、1時間足で見ればただの「長い上ヒゲ(下落のサイン)」の一部だった……ということがよくあります。

これをFX用語で「ダマシ」と言います。

上位足を見たり、一旦様子を見るといったことが大事です。

トレンド転換に見せかけて逆行したのちに、元のトレンドに戻ってグンと伸びていく、なんてパターンのダマシもたまにあります。

 

まとめ

PCで作業中

ローソク足は価格の動きをわかりやすくする重要なツールです。

パターンを理解し活かして、相場を予測することが成功への近道です。

しっかりと基本を押さえ、ローソク足チャートを読むスキルを身につけましょう。

 

次に読んでおきたい!あなたにとって「次に必要な知識」

FXトレンドラインの正しい引き方。これ一本で相場が読める!

👉 [次へ進む:テクニカル分析の基本とトレンドラインの引き方【FX取引で最重要】]

初心者におすすめのインジケーター&使い方のコツを解説。

👉 [次へ進む:FXテクニカル指標・完全解説|チャートに表示するだけで勝率UP]

【守りすぎ?】いいえ、これが正解。雪見屋が教える鉄壁の資金管理術。

👉 [次へ進む:FX初心者が絶対に知っておくべきリスク管理の基本と心得【まとめ】]

FXを始めるにあたっての注意事項

為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。

FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。

-FX入門・基礎
-,