毎月第1金曜日は米国雇用統計が発表される日です。
米ドルはもちろん、その他の通貨も大きく変動します。
そして変動が大きいということはそれだけ大きく稼ぐこともできるということです。
FXトレーダーの人たちにとっては月1回のお祭り。
あなたもこのお祭りに参加して大きく稼ぎましょう!
米国雇用統計の日とは
米国雇用統計とは
FXにおいて、むしろ世界経済において重要な指標の1つと言われているのが米国雇用統計です。
アメリカの雇用情勢が毎月第1金曜日に発表されます。
ただの1国の雇用情勢なんですが、アメリカほどの大国になると為替相場に大きな影響を与えます。
雇用統計で発表される項目
米国雇用統計では、雇用に関する統計が10項目以上発表されます。
特に非農業部門雇用者数と失業率は重視されます。
・非農業部門雇用者数
農業を除くあらゆる産業で働く人々の数を示しています。
雇用されている人の数が多ければ多いほど個人消費が増えるので、景気の状態を確認するための指標とされています。
・失業率
労働力人口に対して、実際に仕事を持っていない人々の割合を示しています。
たとえば、もし100人の人々のうち10人が仕事を探しているけれども見つけられない場合、失業率は10%となります。
失業率が上昇すれば個人消費が減少し、失業率が下落すれば個人消費が増加するので、景気動向が判断できます。
毎月第1金曜日に発表される
米国雇用統計が発表されるのは、毎月の第1金曜日になります。
ただし、アメリカにはサマータイムがあるので発表時間は夏時間と冬時間で違うので注意が必要です。
- 夏時間 日本時間 21:30
- 冬時間 日本時間 22:30
この発表があった直後は相場が大きく動くので、普段ファンダメンタルズ分析をやらない人でもこの日のこの時間だけは警戒が必要です。
FX業者の中には米国雇用統計の日には注意喚起のメールを送ってくるところもあります。
米国雇用統計の日は稼げる
ドル円を取引しよう
米国雇用統計の発表のときは大きく値動きします。
それは米ドル以外にも影響しますが、当然クロス米ドル(円ドル、ユーロドルなど)が一番動きます。
チャートをいくつも同時に見るのは難しいので、まずは円ドルから始めましょう。
一番気をつけたいのが、発表のタイミングはかなりのラグが発生するので、成行注文の際は、思っていた価格と違うところで注文されることがあります。
OCO注文と指値注文
発表前からポジションを持っておく。
つまり、あらかじめ雇用統計の数字を予測してロングかショートのポジションを取っておくことも出来ます。
しかし、初心者の場合はギャンブルになりかねないのでやめておいたほうがいいです。
こういうときに便利なのがOCO注文です。
ポイント
ODO注文
1米ドル=100円の時に、「90円まで下がるなら買い、逆に動いて110円まで上がるなら売り」と思ったたとき、一度にロングとショート両方の注文をする指値注文。
しかし、発表の直後は大きく上下します。
OCO注文の場合、利食い・損切りは手動になるので、タイミングをミスると損失を出す危険性があります。
あらかじめ予測してロングかショートで指値注文する場合は利食い・損切りも合わせてセットしておく必要があります。
雪見屋流の必勝法を教えます
私の場合、成行注文しています。
それが、
「一瞬待って上げるか下げるか見て、戻しで入る。戻しきったらまた入りなおす」
という方法です。
雇用統計発表直後はラグがあるので上下どちらに動くか一旦待って様子を見ます。
初動で入ったほうが大きく稼ぐことはできますが、負けないように、そして確実に大きめの利益を得る方法です。
米国雇用統計の数字が良かった場合
初動は大きく上下するので、上がりきったら絶対に下がるのでそのタイミングでショートで入ります。
すると相場は上がりたいという状態なので、一回下がりきったらまた上がります。
このときにロングで入ります。
雇用統計の数字が悪かったときはこれと逆に下がりきって、また上がるタイミングで入ります。
しかし、この手法のデメリットはラグです。
あと、上下が早すぎると人間の手では追いつかない場合があることです。
下の画像は2023年7月9日金曜日の21時30分の値動きです。
全て1分足で見ています。
全体の動きはこちら↓
ズームするとこんな感じ↓
発表が終わったあとの流れ
発表直後は激しく上下します。
その後は雇用統計の数字に従って上がり続けるか下がり続けることがあります。
なので、その方向にポジションをとっておけばに大きく稼ぐことができます。
さらにそのあとは、発表前の価格に戻ってくることもよくあります。
ある程度上がりきったら(下がりきったら)もともとあった価格に戻るので、それも狙っていきましょう。
まとめ
毎月第1金曜日は米国雇用統計が発表される日です。
市場が大きく動きます。
それは大きく稼ぐチャンスでもあります。
この日この時間だけはパソコンやスマホにかじりついて取引しましょう!

実は、今回書いた私の手法も絶対ではありません。
上がりきったとおもって反転を予測しショートで入ったら、さらに上がっていくこともあります。
なので、いろんな人の手法を調べてみると良いでしょう。
プロでも読み間違えることはあるので、初心者が損失を出すのはあたりまえです。
どういった結果を出そうが、自分の責任だということは肝に銘じてください。
【PR】今回利用したFX業者
合わせて読みたい
FXを始めるために取引業者を決める!アプリが使いやすいところが◎
この記事を書いた人
・名前:雪見屋誠
・自己紹介:上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。今は自分のお店を持つために資金を貯めている。
・Twitter:@honesty_snow
・ラインスタンプも作っています。
・詳しくはこちらの自己紹介ページへどうぞ。