FXを始めたばかりの頃、私はまさに“FX中毒”寸前でした。
チャートを見ないと落ち着かない。
ポジションを持っていないと不安。
「今がチャンスかも」と感じるたびに、スマホを握りしめてトレードしていました。
本記事では、FXにのめり込んだ実体験を振り返りながら、初心者が陥りやすい“落とし穴”と、正しい付き合い方を解説します。
そして最後には、FXが“自分の味方”になるための第一歩についてもお話しします。
FX中毒になりかけた話:チャートが気になって仕方がなかったあの頃
「チャート見なきゃ落ち着かない」――FX初心者にありがちな心理
FXを始めると、まず気になるのが為替チャート。
上がったり下がったりする値動きは、まるで株やパチンコと同等に中毒性が高いです。
「今買えば儲かるかも」
「もしかして、もう少し待てば下がるかも」
──そんな“タラレバ”が頭をぐるぐる回るんです。
私も、仕事の休憩時間は当然、寝る前にチャートを見て、朝起きてまずチェック。
完全に、生活の中心がFXになっていました。
機会損失が怖かった…「見逃したくない」心理のワナ
ポジションを取っていない時ほど、「あのときエントリーしておけば…!」という後悔がつきまといます。
その結果、
- なんとなくのエントリー
- 根拠のないナンピン
- 損切りの遅れ
など、冷静な判断ができなくなってしまいました。
今思えば、これは“チャンスを逃す恐怖”に支配された状態。
これこそがFX中毒の入り口だったと感じています。
稼げたときの快感がクセになる――成功体験が罠になる瞬間
たまたま数万円、数十万円と勝てると、
「私センスあるかも」「このまま専業トレーダーになれるかも」
といった“万能感”に包まれます。
この「お金が増える快感」は、かなり強烈です。
脳がドーパミンに支配され、リスク判断がどんどん甘くなります。
そして、一度の大負けで現実に引き戻される。
その損失を取り戻そうとリベンジトレード。
その繰り返しで心がすり減り、FXを辞める人も少なくありません。
FXは「冷静さ」がすべて。中毒ではなく、“向き合い方”が大事
FXで成功する人に共通するのは、冷静な戦略と自己管理。
- トレードルールを作る
- 1日の取引時間を決める
- 感情に支配されない訓練をする
といった、地味だけど確実な習慣が成果を生みます。
「お金を稼ぐためのゲーム」ではなく、「資産を守り、育てるための技術」だと捉えるようになってから、私のトレードは劇的に安定しました。

最後に:FXは危険? いいえ、「正しく学べば強力な武器」になる
FXは確かに、リスクがある世界です。
でも、それを正しく理解し、戦略的に取り組めば、他の副業や投資よりも“手ごたえ”を感じられる選択肢です。
私は、あの頃の“中毒寸前の経験”があったからこそ、今では感情に流されないトレードができるようになりました。
まとめ
FX中毒は怖い。
でも、それは知識と経験で乗り越えられます。
・チャートに振り回されないマインドセット
・勝ちに溺れず、負けを冷静に受け止めるメンタル
・短期的な利益ではなく、長期的な資産形成を目指す姿勢
これらが備われば、FXは人生を豊かにするツールになります。
「始めてみたいけど、ちょっと怖い」そんなあなたへ。
まずはデモ口座やネットでやり方を調べてから始めて、FXの世界を少しずつ体験してみてください。
自分のペースで、確実にステップアップしていきましょう。
ここ「雪見屋のFX入門ブログ」でFXの基本を学べます。
「速攻スタートまとめページ」は、さらっと読めるようにまとめてありますので、よければ読んでみてください。
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FXを始めるにあたっての注意事項
為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。
FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。
この記事を書いた人
・名前:雪見屋誠
・自己紹介:上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。現在は専業トレーダー。
・Twitter:@honesty_snow
・ラインスタンプも作っています。
・詳しくはこちらの自己紹介ページへどうぞ。