FXの取引や勉強をしているとき、「インジケーターってなに?」と疑問に感じたことはありませんか?
チャート画面で設定すれば出せる線やグラフで、相場の流れや売買のタイミングを予測する手助けをしてくれるツールです。
この記事では、FXでよく使われるインジケーターの種類や特徴、初心者におすすめの使い方をわかりやすく解説します。
FXのチャートで使う「インジケーター」とは?仕組みと使い方を解説

そもそもインジケーターとは?
インジケーター(indicator)とは、相場分析をサポートするための“指標”や“数値”のこと。
価格の動きや取引量など、過去のデータを元に計算され、グラフや線などでチャート上に表示されます。
インジケーターを使うことで、以下のような情報が見えてきます。
- トレンドの方向(上昇? 下降?)
- 過熱感(買われすぎ? 売られすぎ?)
- エントリーや決済のタイミングの目安
ボラティリティを測るのにも使える
価格の変動幅(取引量)の大きさを「ボラティリティ」(通称:ボラ)といいます。
インジケーターで過熱感を測ることはボラの大きさを測ることと同じ意味。
ボラの大きいときは大きく稼ぐチャンスです。
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FXで使われるインジケーターの主な種類
1. トレンド系インジケーター
相場がどの方向に動いているか(=トレンド)を分析するためのインジケーターです。
■移動平均線(MA)
過去の一定期間の価格を平均して線にしたもの。
価格が移動平均線の上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断できます。
※下の画像で表示している線の茶色が10EMA、緑が25EMA、青が200EMAに設定しています。

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■ボリンジャーバンド
移動平均線に標準偏差を加えたもので、相場の“広がり”や“縮まり”を見ることができます。
線が広がっていると「取引量が多い=値動きが大きくなる」ということになります。
価格がバンドの端に触れると反発する傾向があります。
※下の画像で表示している紺色、青色、水色の線がボリンジャーバンドです。

2. オシレーター系インジケーター
「買われすぎ」「売られすぎ」といった相場の過熱感を見る指標で、相場の反転ポイントを探るのに役立ちます。
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■RSI(Relative Strength Index)
0〜100の数値で表示され、70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎと判断。

■ストキャスティクス
RSIに似ていますが、より短期的な動きを捉えるのに適しており、逆張り(安いときに買い、高いときに売る)に使われます。

初心者が知っておくべきインジケーターの選び方
・使うインジケーターは2〜3種類でOK
たくさん表示しても混乱するだけなので、最初は「移動平均線+RSI」など、組み合わせを絞るのがコツ。
・自分のトレードスタイルに合ったものを選ぶ
トレンドを追いたい → トレンド系
反発を狙いたい → オシレーター系
・短期トレードなら短期間の設定を
デイトレードやスキャルピングなら「5分足~15分足」、スイングトレードなら「4時間足~日足」がおすすめ。
インジケーターの注意点と落とし穴
インジケーターは便利ですが、万能ではありません。
- 過去のデータから導かれるため「未来を100%当てる」ことはできない
- 複数のインジケーターが逆のサインを出すこともある
- サインが出たからといって、すぐにエントリーするのは危険
大切なのは、インジケーターを「参考にする」ことであって、頼りすぎないことです。
まとめ

FXにおけるインジケーターは、初心者にとっての地図やコンパスのような存在。
使い方を覚えることで、チャートの動きが「なんとなく」ではなく「根拠のある分析」へと変わっていきます。
まずはシンプルなインジケーターから始めて、徐々に自分のスタイルに合った分析を習得していきましょう。
FXの世界は深いですが、インジケーターを味方につければ、勝てるトレードが一歩ずつ近づいてきます。
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FXを始めるにあたっての注意事項
為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。
FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。