FXは様々な取引手法があり、その代表的な手法のひとつであるスイングトレード。
中期的な相場の動きを狙う取引手法であり、今回は利点とやり方を詳しく解説。
忙しい方でも実践可能なポイントも紹介します。
FX取引手法のひとつスイングトレード。利点とやり方を解説
スイングトレードとは？
スイングトレードは、FX（外国為替証拠金取引）において、数日から数週間の期間でポジションを保有し、相場の中期的な動きを狙って利益を得る取引手法です。
デイトレードと異なり、ポジションを翌日以降に持ち越すことが特徴です。
スイングトレードの利点
時間的な余裕がある
スイングトレードは、1日数分から数時間の取引ではなく、数日から数週間の取引を行うため、デイトレードのように市場を頻繁に監視する必要がありません。
仕事や他の生活との両立がしやすく、忙しい人にも向いています。
大きなトレンドを捉えやすい
スイングトレードでは、中期的な相場の動きを捉えることが主な目的です。
短期間での小さな値動きではなく、数日間にわたる大きなトレンドを狙うため、大きな利益を期待できます。
リスク管理がしやすい
スイングトレードは、デイトレードよりも取引回数が少ないため、リスク管理が比較的しやすいです。
損切りや利益確定のポイントを事前に設定し、感情に左右されずに計画通りに取引を進めることができます。
スワップポイントの獲得
ポジションを数日以上保有することで、通貨ペア間の金利差によってスワップポイントを獲得できることがあります。
これにより、相場の動きとは別に利益を上げることが可能です。
スプレッドを気にしなくてよい
取引回数が少ないので、手数料やスプレッドをそこまで気にしなくてもよいです。
スイングトレードのやり方
中期的なトレンド分析
スイングトレードでは、日足や週足チャートを使った中期的なトレンド分析が重要です。
移動平均線やトレンドライン、MACDなどのテクニカル指標を用いて、相場の方向性を見極めます。
エントリーポイントの設定
トレンドの転換点や押し目買い、戻り売りのタイミングを狙ってエントリーします。
サポートラインやレジスタンスラインを活用し、リスクの少ないエントリーポイントを見つけましょう。
損切りと利益確定の設定
スイングトレードでは、リスク管理が非常に重要です。
エントリー時に損切りラインと利益確定ラインを決め、感情に左右されずに取引を行います。
リスクリワード比率（利益と損失の比率）を1:2以上に設定するのが良いです。
ニュースや経済指標のチェック
中期的な取引では、経済指標やニュースが相場に大きな影響を与えることがあります。
これらの情報を定期的にチェックし、ポジションを持っている間は相場の変動に注意を払いましょう。
スワップポイントの確認
長期間ポジションを保有する場合は、通貨ペアのスワップポイントを確認することも大切です。
特に金利差が大きい通貨ペアでは、スワップポイントが利益に貢献することがあります。
スイングトレードの注意点
精神的な負担
ポジションを長期間保有するため、相場の変動に一喜一憂しない冷静さが求められます。
自分の取引計画に自信を持ち、短期的な動きに振り回されないことが重要です。
スプレッドや手数料のコスト
取引頻度は少ないですが、取引のコスト（スプレッドや手数料）も考慮し、利益を確保できるようにしましょう。
まとめ
スイングトレードは、忙しい生活の中でもFX取引を行いたい方や、中期的なトレンドを狙って大きな利益を得たい方に適しています。
まずは小額で始め、自分に合った手法を見つけることが成功への第一歩です。
初めてならこちらの取引業者から選ぼう
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この記事を書いた人
・名前：雪見屋誠
・自己紹介：上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。現在は専業トレーダー。
・Twitter：@honesty_snow
・ラインスタンプも作っています。
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