この記事でわかること
- FXの4つのトレードスタイル(スキャルピング・デイトレード・スイングトレード・長期保有)
- それぞれのメリット・デメリット
- 私が実践しているスタイル
- 複数スタイルの組み合わせ方
「FXを始めたけど、どんな取引スタイルがあるの?」
「自分に合ったスタイルはどれ?」
「サラリーマンでもできるスタイルは?」
そんな疑問を持つあなたへ。
この記事では、FXの4つのトレードスタイルを徹底比較して、あなたに最適なスタイルを見つけます。
結論:サラリーマンにはデイトレードが最適です。
FXは自分に合ったトレードスタイルを決めることが大事

ライフスタイルに合わせて長期・短期を決める
FXには取引開始から決済するまでの時間によって長期・短期などトレードスタイルが異なります。
どれにするかは自分のライフスタイルによって決めましょう。
あまりFXに時間を取れない人、がっつりPC・スマホに張りつける人、いろいろあると思います。
なので今回は代表的な4つの投資スタイルを紹介します。
4つの投資法を比較
| 投資法 | 保有期間 | 取引頻度 | 1回の利益 | リスク | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| スキャルピング | 数秒〜数分 | 1日数十〜数百回 | +5〜20pips | スプレッド負担 | 集中力が高い短期勝負型 |
| デイトレード | 数分〜数時間 | 1日数回 | +30〜60pips | 日中の相場変動 | 1日でリスクを終わらせたい人 |
| スイングトレード | 数日〜数週間 | 週に数回 | +100〜300pips | トレンド分析が必要 | 忙しい中で中期的な利益を狙いたい人 |
| ポジショントレード | 数週間〜数年 | 月に数回〜年数回 | +500pips以上 | 資金拘束が長い | 忍耐力があり長期目線を持てる人 |
FXの代表的な4つのトレードスタイル

スキャルピング【超短期勝負型】
■取引期間:
数秒〜数分(長くても30分程度)
■概要:
超短期の売買を繰り返し、小さな利益(数pips)を積み重ねていく手法です。
■メリット:
| ✅ 資金効率が良い(1日に何度も取引できる) |
| ✅ 含み損を抱える時間が短い |
| ✅ 経済指標の影響を受けにくい |
| ✅ 1日で大きく稼げる可能性 |
| ✅ ポジションを翌日に持ち越すリスクがない |
■デメリット:
| ❌ チャートに張り付く必要がある |
| ❌ 精神的に疲れる |
| ❌ スプレッドの影響が大きい |
■期待利益(証拠金10万円・1Lotの場合)
- 1回の取引:+500〜2,000円(5〜20pips)
- 取引回数:1日10回
- 1日の利益:+5,000〜20,000円
- 月の利益:+10万〜40万円(20営業日)
スキャルピング成功の3大条件
スキャルピングを成功させるには、手法以上に「戦う場所」と「時間」の絞り込みが重要です。
1. 「環境とコスト」が勝敗を分ける
数秒〜数分で決着をつけるため、以下の2点は妥協できません。
・低スプレッド: 1回の利益が小さいため、取引手数料(スプレッド)が狭い国内口座が必須です。
・約定力(スピード): 注文ボタンを押した瞬間に約定するサーバーの強さが、利益を左右します。
2. ネット環境を最優先に
デバイスはノートPCやスマホで十分ですが、「通信の安定性」だけは死守してください。
一瞬のフリーズが大きな損失に繋がります。
3. 「NYタイム(21時〜24時)」に全集中
1日中チャートを見る必要はありません。むしろ、最も値動きが活発な21時〜24時の3時間に絞るのが最も効率的です。
・副業に最適: 仕事終わりに2〜3時間集中するだけで、十分に利益を狙えます。
・予測重視: その日の大きな流れ(トレンド)を事前にチェックし、夜の波に乗るイメージで挑みましょう。
デイトレード【1日完結型】
■取引期間:
数分〜数時間
■概要:
売買を必ず1日のうちに決済し、翌日にポジションを持ち越さない手法です。
■メリット:
| ✅ 寝ている間の急な値動き(リスク)に悩まされずに済む |
| ✅ サラリーマンでも実践可能 |
| ✅ スキャルピングより精神的に楽 |
| ✅ 1回の利益が大きい |
| ✅ 仕事に集中できる(翌日に持ち越さない) |
■デメリット:
| ❌ 1日1〜3回はチャートを見る必要がある |
| ❌ 取引チャンスが限られる |
■期待利益(証拠金10万円・1Lotの場合)
- 1回の取引:+3,000〜6,000円(30〜60pips)
- 取引回数:1日1〜3回
- 週の利益:+3,000〜18,000円
- 月の利益:+1万〜7万円
デイトレードを“まったり”続ける3つのコツ
デイトレードは、その日のうちにポジションを閉じるため、翌日にリスクを持ち越さない安心なスタイルです。
1. 「主要通貨ペア」で安定して戦う
流動性が高く、取引コスト(スプレッド)が安い市場を選びましょう。
おすすめ: 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル
初心者は、まずは情報量が多く値動きが安定している「米ドル/円」から始めるのが定石です。
2. 「15分・1時間足」でゆったり分析
1分足や5分足などの細かい動きを追いすぎると、精神的に疲れてしまいます。
コツ: 少し長めの15分足や1時間足をメインに使いましょう。
移動平均線やボリンジャーバンドで大きな波(トレンド)を確認し、その流れに「ゆったり」乗るのが成功の秘訣です。
3. 「何もしない」という最強の戦略
「せっかく夜の時間を作ったから…」と、無理にエントリー(ポジポジ病)するのは失敗の元です。
鉄則: チャンスがない日は、「何もせず寝る」のも立派な戦略です。
自分の得意な形になるまで待つ「忍耐」が、結果的に口座の資金を守ることに繋がります。
スイングトレード【中期トレンド追従型】
■取引期間:
数日〜数週間
■概要:
大きな値動き(トレンド)を狙ってポジションを保有し続ける、中長期的な取引手法です。
■メリット:
| ✅ チャートを見る時間が少ない(1日5〜10分) |
| ✅ 取引回数が少ないので精神的に楽 |
| ✅ 1回の利益が大きい |
| ✅ 忙しいサラリーマンでも可能 |
| ✅ スプレッドが気にならない |
■デメリット:
| ❌ 数日〜数週間ポジションを保有するので不安 |
| ❌ 経済指標の影響を受けやすい |
| ❌ スワップポイントの影響を受ける(マイナススワップに注意) |
| ❌ 仕事中も気になる |
| ❌ 長期的なトレンド分析が必要 |
| ❌ 週末や連休中の「窓開けリスク」にも注意が必要 |
■期待利益(証拠金10万円・1Lotの場合)
- 1回の取引:+10,000〜30,000円(100〜300pips)
- 取引回数:月2〜5回
- 月の利益:+2万〜15万円
スイングトレードを成功させる3つの鉄則
仕事中や寝ている間に利益が育つのを待つスタイルなので、忙しいサラリーマンにとって、メンタルへの負担が最も少ない賢い選択肢の一つです。
1. 「大きな波」と「世界情勢」を確認する
日足や週足チャートを使い、数週間単位の大きなトレンドを見極めます。
分析: 移動平均線やMACDで方向性をチェック。
視点: 「米国の金利政策」など、世界経済のニュース(ファンダメンタルズ)を意識し、「今はドル高の流れか?」といった大局的な視点を持ちましょう。
2. OCO注文で「出口」を自動化する
注文を出したら、同時に「利益確定」と「損切り」の両方を予約するOCO注文を活用します。
比率: リスクリワードは1:2以上(例:損切り50pips/利確100pips)が理想。
利点: 設定後は相場を追いかける必要がなく、勝率が5割でも資産が増える仕組みを作れます。
3. 「何もしない」のが最大の仕事
ポジションを持った後は、あえてチャートを見すぎないことが重要です。
メンタル: 頻繁にチェックすると、不安から利益を早めに確定してしまう(チキン利食い)などのミスを招きます。
鉄則: 自分の分析を信じ、「待つのも相場」と割り切る冷静さが成功への近道です。
ポジショントレード【長期投資型】
■取引期間:
数週間〜数年
■概要:
投資の基本となる「資産を長期保有し、その資産価格の上昇によって利益を得る」手法です。
■メリット:
| ✅ ほぼ放置で稼げる |
| ✅ スワップポイント収入がある |
| ✅ 時間がない人でも可能 |
| ✅ チャートを見る必要がほぼない |
| ✅ 日々の値動きに一喜一憂しなくて済む |
| ✅ スプレッドが気にならない |
■デメリット:
| ❌ 利益が出るまで時間がかかる |
| ❌ 数ヶ月〜数年ポジションを保有するので不安 |
| ❌ 資金が拘束される |
| ❌ 逆スワップのリスク(マイナススワップを払い続ける) |
| ❌ 国の景気、金利など、ファンダメンタルズの深い研究が不可欠 |
■期待利益(証拠金20万円・2Lotの場合)
- 1回の取引(為替差益):+50,000円以上(500pips以上)
- スワップポイント:1日400円 × 365日 = +146,000円/年
- 年の利益:+20万円以上
ポジショントレード(長期保有):金利でコツコツ稼ぐ極意
ポジショントレードは、資産価格の上昇による利益(キャピタルゲイン)と金利差による利益(スワップポイント)の両方を狙えます。
一度設定したら、あとは数ヶ月に一度チェックするくらいの「超・放置スタイル」です。
ただし、金利差は世界情勢で変わるもの。
1. 通貨選びは「金利」と「将来性」の両取り
持っているだけで毎日もらえる「スワップポイント」がプラスの通貨ペアを選びましょう。
狙い目: メキシコペソ/円、南アフリカランド/円などの高金利通貨。
注意点: 金利の高さだけで選ばず、「その国が安定しているか」「将来的に通貨価値が上がるか」というファンダメンタルズ分析も欠かせません。
2. 低レバレッジで「強制ロスカット」を鉄壁ガード
長期保有の最大の敵は、数年に一度の「大暴落」です。
鉄則: レバレッジは極めて低く(1〜3倍程度)設定し、口座資金にたっぷり余裕を持たせましょう。
防衛: 予期せぬ事態に備え、ストップロス(損切り)注文も必ずセットしておくのが安全です。
3. 「マイナススワップ」の罠を回避せよ!
ペアの選び方を間違えると、「持っているだけで毎日お金が減る」状態になります。
以下の組み合わせには特に注意が必要です。
避けるべき組み合わせ例
●「金利の高い通貨 / 金利の低い通貨の(トルコリラ/円)」の売り注文
●「金利の低い通貨 / 金利の高い通貨の(ユーロ/オーストラリアドル)」の買い注文
●「金利が低い通貨 / 金利が低い通貨の(スイスフラン/円)」の買い&売り注文
サラリーマン時代の「雪見屋」のスタイル変遷

私は最初、日中にデイトレードを試しましたが、仕事中の値動きが気になり集中できず断念しました。
最終的に選んだのは、21~24時に集中して行うスキャルピング(値動きが少ない日はデイトレード)です。
中長期間保持を選ばなかったのは私自身がポジションを持ち越すのが苦手だったからです。
そして、サラリーマンの生活リズムにも合う21~24時はFXをやるにも最適な時間です。
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複数のスタイルを組み合わせる方法
複数のスタイルを組み合わせる
組み合わせ例:
デイトレード + 長期保有
証拠金20万円の場合:
- 10万円:デイトレード用
- 10万円:長期保有用(スワップ狙い)
メリット:
雪見屋の実践例
組み合わせ:毎晩のスキャルピング + 長期保有
長期保有に関しては円安を活かした取引が有効です。
一方的に上がり続けるので、スワップポイントに加え、為替差益でウハウハです。
つまり、経済状況によっては長期保有が有効ではない時期もあるということです。
まとめ

ライフスタイルに合わせてトレードスタイルを変えられる柔軟性がFXのいいところです。
しかし、生活に合った手法でも、あなたのメンタルに合わなければ続けることはできません。
最終的にあなたに合うスタイルは、「ポジションを持ったときに、ストレスを感じないスタイル」です。
次に読んでおきたい!スタイルが決まったらFXの戦い方を考える
FXのタイムゾーン。動く時間・動かない時間の使い分け。
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根拠あるトレードに必要なインジケーター。使い方のコツを解説。
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