FXにおいて、成功するためには適切なトレード戦略を選ぶことが重要です。
特に「順張り」と「逆張り」というのはトレードの基本となります。
今回は、それぞれの基本的な概念、メリット・デメリット、具体的な活用法について詳しく解説します。
順張りと逆張り:FXのエントリーの基本と活用法
順張りとは?
順張りは、現在のトレンドに沿って取引を行う手法です。
価格が上昇している時には買い(ロング)ポジションを、価格が下降している時には売り(ショート)ポジションを持つことで、トレンドの流れに乗って利益を狙います。
順張りのメリット
- トレンドに乗るため、成功率が高い:トレンドが続く限り、利益を伸ばしやすいです。
- 明確なシグナルが得られる:トレンドが発生している場合、エントリーとエグジットのタイミングが比較的わかりやすいです。
順張りのデメリット
- トレンド転換時のリスク:トレンドが転換すると、損失が発生するリスクがあります。
- 利益確定のタイミングが難しい:トレンドがいつまで続くか予測が難しいため、適切な利益確定のタイミングを見極めるのが困難です。
順張りの具体的な活用法
- 移動平均線の活用:短期移動平均線が長期移動平均線を上抜ける「ゴールデンクロス」は買いシグナル、逆に下抜ける「デッドクロス」は売りシグナルとして利用します。
- ブレイクアウト戦略:重要なサポートラインやレジスタンスラインを突破したタイミングでエントリーする方法です。
逆張りとは?
逆張りは、現在のトレンドに逆らって取引を行う手法です。
価格が上昇している時に売り(ショート)ポジションを、価格が下降している時に買い(ロング)ポジションを持つことで、反転を狙います。
逆張りのメリット
- トレンド転換時に大きな利益を狙える:トレンドが反転すると、天井や底でエントリーすることができ、大きな利益を得ることができます。
- レンジ相場で効果的:価格が一定の範囲内で動いているレンジ相場では、逆張りが有効です。
逆張りのデメリット
- トレンドに逆らうリスク:トレンドが続く限り、逆張りは損失を生む可能性が高いです。
- 適切なエントリーポイントの見極めが難しい:トレンドの反転ポイントを正確に予測するのは難しいです。
逆張りの具体的な活用法
- オシレーター系指標の活用:RSI(相対力指数)やストキャスティクスなどのオシレーター系指標を使って、買われすぎや売られすぎの状態を判断し、エントリーします。
- サポートライン・レジスタンスラインの活用:価格が重要なサポートラインやレジスタンスラインに近づいたときに反転を狙います。
順張りと逆張りの使い分け
順張りと逆張りは、それぞれの特性を理解し、相場の状況に応じて使い分けることが重要です。
- トレンド相場では、順張りが効果的です。強いトレンドが発生している場合、その流れに乗ることで利益を伸ばしやすくなります。
- レンジ相場では、逆張りが有効です。価格が一定の範囲内で動いている場合、サポートラインやレジスタンスラインで反転を狙う逆張りが適しています。
まとめ
FX取引における順張りと逆張りは、それぞれ異なるメリットとデメリットを持ちます。
順張りはトレンドに沿って取引を行うため、トレンド相場での利益獲得に有効です。
一方、逆張りはトレンドの反転を狙うため、レンジ相場での取引に適しています。
FX初心者の方も、自分の取引スタイルや市場の状況に応じて順張りと逆張りを使い分けることで、より効果的なトレードを実現することができます。
しっかりとした知識と技術を身につけて、FX取引での成功を目指しましょう。
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この記事を書いた人
・名前:雪見屋誠
・自己紹介:上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。現在は専業トレーダー。
・Twitter:@honesty_snow
・ラインスタンプも作っています。
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