FXを始めるまえにネット銀行の口座を作っておくと便利です。
おそらくあなたが現在利用している銀行口座でもFX業者への入金はできると思います。
しかし、これからFXを副業や資産形成の柱として本格的に運用したいと考えるなら、「ネット銀行の口座をもう一つ持っておく」ことをおすすめします。
なぜなら、さっと入金できて資金管理も楽だからです。
この記事では、既存の口座で起こりがちな不便さを解消し、FXをよりスムーズに進めるためのネット銀行の活用術を、私が副業用に使っている銀行口座「住信SBIネット銀行」を例にご紹介します。
FXを「ストレスなく」進めるためにネット銀行が便利な3つの理由

理由1:スピード勝負のFXとネット銀行は相性がいい
あなたが現在お使いの地方銀行や都市銀行の口座からFX業者に入金しようとすると、以下のような不便さが発生することがあります。
- 時間外の入金反映の遅れ:夜間や週末は入金手続きができても、FX口座への反映が翌営業日になる。
- 手数料:振込手数料がかかる場合がある。
FXは24時間動いており、入金が翌日になってしまうと、「今だ!」という取引チャンスを逃しかねません。
「DMM FX」のクイック入金サービス
- 取引画面から簡単な操作でネット銀行の口座からFXの口座へ即座に入金できる。
- 入金時の振込手数料は無料。
- 手続き後リアルタイムで取引口座に反映。
ネット銀行は手数料が無料だったりする
ネット銀行は店舗を持たないので、人件費や固定費が削減できます。
その分がサービスに反映され、振込手数料などの各種手数料が抑えられています。
回数制限はありますが、SBIは振込手数料が無料です。
理由2:「FX専用口座」として資金管理が楽になる
FXで利益が出ても、本業の給料や生活費と同じ口座で管理していると、「いま、FXでいくら儲かっているのか?」がわかりづらくなります。
ネット銀行を「FX専用の資金口座」として一つ持っておくことで、以下のメリットがあります。
- 損益の明確化:年間のFX収支がネット銀行の通帳(履歴)だけで一目で把握できる。
- メンタルの安定:生活費とFXの資金を切り離すことで、「最悪この資金がなくなっても生活は大丈夫」という精神的な余裕が生まれます。
理由3:将来的な資産運用への移行がスムーズ
FXを始めて金融の知識が身につくと、自然と積み立てNISAや株式投資にも興味がわいてくるかもしれません。
大手のネット銀行を選んでおけば、将来的に他の投資を始めたくなったときの資金の移動や連携が非常にスムーズになり、無駄な手続きを省けます。
住信SBIネット銀行のメリットとデメリット

住信SBIネット銀行のいいところ
私は本業の給料振り込みこそ地方銀行ですが、副業関係はネット銀行を利用しています。
いくつかあるネット銀行の中でも住信SBIネット銀行を選んだ理由としては…
- ネット銀行として大手であり、セキュリティ面でも信頼性が高い
- 積み立てNISAをするためのSBI証券への送金が楽
- ATMの手数料が無料で利用できる(ひと月あたりの回数制限あり)
同グループのSBI証券への資金の移動も楽で、積み立てNISA以外にも株式投資なんかもできます。
住信SBIネット銀行のできないこと
社会保険料や税金の納付・支払の引落口座にできません。
これは“SBIが”というよりも、ネット銀行全体ができないようになっているみたいです。
ただし、年金や国税還付金等の受取口座に指定することは可能です。
そのため、給与の振込や公金引落用には、従来の地方銀行や都市銀行の口座を引き続き利用し、ネット銀行をFX専用の「セカンド口座」として活用するのが現実的で賢い使い方です。
まとめ

FXを始めるにあたり、ネット銀行口座は必須ではありません。
しかし、「取引チャンスを逃さない入金スピード」と、「資金管理が楽になる」という点で、ネット銀行は非常に便利なツールと言えます。
【広告】松井証券FXの口座開設はこちら
【広告】DMM FXの口座開設はこちら
合わせて読みたい
【速攻スタート】FXを始めるために必要な“最低限”の知識を解説
初心者でもできる月1万円を目指すFX資金管理術【最高の副業へ】
FXを始めるにあたっての注意事項
為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。
FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。