FXおいて、最初に入れておきたいテクニカル指標、それが「移動平均線」です。
移動平均線は単なる補助線ではなく、「世界中のトレーダーが意識しているライン」と言えます。
今回は、初心者の方でも理解しやすいように、移動平均線の種類やその活用方法を紹介します。
移動平均線とは?相場の「平均」を知るツール

移動平均線とは?
移動平均線(Moving Average, MA)は、一定期間の価格の平均値を結んだ線です。
価格のギザギザした動きをなだらかにすることで、現在の「トレンドの流れ」を可視化してくれます。
移動平均線には、主に以下の2種類があります。
■単純移動平均線(SMA)
過去の一定期間の価格の平均値を計算し、それを線で結んだもの。
例えば、「20日の単純移動平均線」は、過去20日間の終値の平均値を結んだ線です。
ゆったりした動きで、長期分析に向いています。
■指数移動平均線(EMA)
過去の価格に加え、直近の価格により重みを置いて計算される移動平均線。
これにより、価格の変動に対して敏感に反応します。
短期決戦のトレーダーにはこちらがおすすめです。
雪見屋が使っている移動平均線
私はスキャルピングやデイトレードをメインでやっているので、指数移動平均線(EMA)を使っています。

表示している線の茶色が10EMA、緑が25EMA、青が200EMAに設定しています。
「DMM FX」のスマホアプリだとこのように表示されます。(パソコン版だと数値の設定だけでなく色の変更もできます。)
移動平均線で勝機を掴むポイント

移動平均線の基本的な使い方
移動平均線は、以下のような形でFX取引に活用されます。
■トレンドの確認
移動平均線が上昇している場合は上昇トレンド、下降している場合は下降トレンドと判断します。
トレンドの方向性を確認するための基本的なツールとして利用されます。
■サポートラインとレジスタンスライン
移動平均線は、価格が反発しやすいラインとしても機能します。
価格が移動平均線に接近した際、サポートラインやレジスタンスラインとして機能することがあります。
■ゴールデンクロスとデッドクロス
短期の線が長期の線を突き抜けるときは、トレンド転換の強力なサインです。
・短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けする「ゴールデンクロス」:買いシグナル
・短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けする「デッドクロス」:売りシグナル
移動平均線の具体的な活用方法
■複数の移動平均線を使用する
20日、50日、200日の移動平均線など、複数の期間の移動平均線を組み合わせて使うことで、短期・中期・長期のトレンドを総合的に判断します。
これにより、トレードの精度を高めることができます。
■クロスオーバー戦略
短期移動平均線(例えば10日)が長期移動平均線(例えば50日)を上抜けた際に買いポジションを持ち、逆に下抜けた際に売りポジションを持つ戦略です。
この戦略はトレンドの転換点を捉えるのに有効です。
■移動平均線と他の指標の併用
移動平均線だけでなく、RSIやMACDなどの他のテクニカル指標と組み合わせて使うことで、取引の精度をさらに向上させることができます。
複数の指標を併用することで、より確実なエントリー・エグジットポイントを見つけやすくなります。
雪見屋が使っている戦略

私の独自ルールとして、200EMA(200日指数平滑移動平均線)を基準にします。
価格が200EMAより上なら「買い」だけを考え、下なら「売り」だけを狙う。
これだけで勝率はグッと安定します。
移動平均線を使う際の注意点
移動平均線は便利なツールですが、過去の価格データに基づくため、遅行性があります。
つまり、トレンドが変わった後にシグナルが出ることが多いため、他の指標や情報と併せて利用することが重要です。
また、移動平均線だけに頼りすぎず、市場のニュースやファンダメンタルズ分析も併用することが望ましいです。
まとめ

移動平均線は、FX取引においてトレンドの確認やサポートライン・レジスタンスラインの把握に役立つ基本的なテクニカル指標です。
単純移動平均線(SMA)と指数移動平均線(EMA)の特徴を理解し、トレンドの確認やクロスオーバー戦略などの具体的な活用方法を身につけることで、取引の精度を高めることができます。
初心者の方も、まずは移動平均線の基本的な使い方を学び、徐々に他の指標と組み合わせることで、より効果的なトレードを実現しましょう。
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