FX取引において、メキシコペソ/円(MXN/JPY)は高金利通貨ペアとして人気です。
金利差を利用して利益を狙うスワップポイントが目当てです。
しかし、米ドル/円(USD/JPY)などメジャーな通貨と比べてトレードが難しいと言われます。
では、その理由と攻略法について見ていきましょう。
メキシコペソ/円(MXN/JPY)が難しい理由とその攻略法
メキシコペソ/円が難しい理由
流動性が低い
メキシコペソは、米ドルやユーロと比べて流動性が低い通貨です。
流動性が低いと、大口の取引が相場に大きな影響を与えやすく、予測しにくい価格変動が生じる可能性が高まります。
ボラティリティも小さく短時間トレードに向きません。
経済・政治リスクの影響を受けやすい
メキシコは、新興国としての経済・政治リスクが比較的高い国です。
特に、米国との貿易関係や原油価格の変動などがメキシコペソに大きな影響を与えます。
これにより、予測不能な変動が発生しやすく、トレードの難易度が上がります。
テクニカル分析の難しさ
メキシコペソ/円は、米ドル/円に比べてテクニカル分析が難しいとされています。
米ドル/円の動きにある程度は沿ってくれますが、サポートラインやレジスタンスラインが意識されにくいことがあり、一般的なテクニカル指標が機能しにくいことがあります。
そのため、通常のテクニカル分析を活用するだけでは利益を出しにくい状況に陥ることがあるのです。
メキシコペソ/円トレードの攻略法
ファンダメンタルズ分析を重視する
メキシコペソ/円のトレードにおいては、ファンダメンタルズ分析が非常に重要です。
特に、メキシコとアメリカの経済指標や米国との貿易関係、原油価格の動向を常にチェックしておくことが、トレードの成功に繋がります。
これらの要素を理解し、リスクを先取りすることで、予測しにくい価格変動に対応できるようになります。
リスク管理を徹底する
流動性の低さや経済リスクを考慮すると、メキシコペソ/円のトレードではリスク管理が不可欠です。
レバレッジを抑え、損切りラインを厳格に設定することで、大きな損失を防ぐことができます。
また、資金管理をしっかりと行い、一度に大きなポジションを持たないことが重要です。
長期的な視点での運用
メキシコペソ/円は、短期的なトレードよりも、長期的な視点での運用が効果的です。
金利差を利用したスワップポイントで利益を出すトレードを行い、長期的な利益を狙う戦略が有効です。
ただし、為替変動リスクがあるため、適切なヘッジ手段を考慮することも重要です。
まとめ
メキシコペソ/円のトレードは、米ドル/円と比べて難易度が高いですが、少ない証拠金でトレードできるので、Lotを大きくし、リターンも大きくできます。
流動性の低さや経済リスクを理解し、リスク管理を徹底することで、トレードの成功確率を高めることができます。
ファンダメンタルズ分析を重視し、長期的な視点での運用を心掛けながら、メキシコペソ/円のトレードに挑戦してみてください。
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この記事を書いた人
・名前:雪見屋誠
・自己紹介:上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。現在は専業トレーダー。
・Twitter:@honesty_snow
・ラインスタンプも作っています。
・詳しくはこちらの自己紹介ページへどうぞ。