FX基礎知識

FX初心者へ!追証(おいしょう)の解説。FXで失敗しないために…

2023年9月2日

FX追証

FX用語:追証

追証って最初読み方わからないですよね。

「おいしょう」って読みます。

正確にはFX以外にも株取引など信用取引でつかわれる用語なんです。

FXをやる上で追証だけは回避しなければなりません。

そんな“追証”について解説していきます。

 

追証(おいしょう)ってなに?

追証とは

追証(おいしょう)というのは追加保証金のことを言います。

FXだけではなく、株の先物取引などの保証金を担保として行う取引の場合、一定の証拠金維持率を下回ったとき追加の保証金を支払うシステムです。

これはレバレッジを活用した取引において、損失が証拠金を超えて広がることを防ぐための仕組みになります。

ももね
レバレッジをかけたことにより大きめの損失を出してしまい、取引所に預けているお金以上の損失を出しそうになったときに追証が発生するわけです。

 

追証が発生してしまった場合

追証が発生すると、証券会社から通知がきます。

その場合、一定期間内に足りない分の証拠金を補充する必要があります。

証拠金を補充しなかったら、ポジション(取引)が自動的に決済されてしまいます。

 

例えば「DMM FX」では

DMM FXでは毎営業日クローズ時点に「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。

追加証拠金が発生した場合は、追加証拠金が発生した翌営業日の04時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。

解消期限までに、追加証拠金が0円とならない場合には、保有しているポジションを反対売買による「マージンカット(強制決済)」を行います。

引用:「DMM FX 追加証拠金制度」

 

FXでは追証を回避することが大切

 追証の回避方法

追証を回避するためには、損失が証拠金以上に広がる前に、リスク管理をしっかりと行うことが重要です。

適切な損切りや指値注文を設定したり、レバレッジを適切にコントロールすることで、大きな損失を未然に防ぐことができます。

証拠金が少ないうちはLot数を小さくしたり、損失が出たときは大きくなるまえに損切りするなどが必要です。

 

リスクに注意

FX取引は高いリターンが期待できる一方で、その分リスクも高い投資です。

追証のリスクも含めて、事前に仕組みやリスクについてしっかりと理解し、慎重に取引することが大切です。

 

まとめ

追証(おいしょう)とは、一定の証拠金維持率を下回ったとき追加の保証金を支払うシステムです。

とにかく証拠金の管理が大切です。

証拠金維持率が100%を切らないようにLot数やレバレッジに気をつける。

証拠金が少なくなってきたら素直に入金するのが良いです。

取引を始める前に、しっかりと学習し、リスク管理を意識して取引を行いましょう。

 

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この記事を書いた人

まこと立ち絵
・名前:雪見屋誠

・自己紹介:上海に2年間留学。帰国後、調理師、製菓衛生師、フードコーディネーター等の資格を取り、10年以上飲食業に従事。現在は専業トレーダー。

・Twitter:@honesty_snow

ラインスタンプも作っています。

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