FXの初期投資は10万円が目安！安全に稼ぐために必要な心の余裕

FXを始めるにあたり、誰もが悩むのが「初期投資（証拠金）はいくら必要か」という点です。

お金を稼ぎたいなら、私は初期投資として10万円は用意することを推奨します。

なぜ10万円という金額が目安になるのか。

それは、単に取引に必要な金額ではなく、「強制ロスカットまでの安全な距離」と「精神的な余裕」を確保するためです。

誠

今回の“10万円必要”という話は、10,000通貨単位から取引できる国内業者を選ぶ際の目安です。

FXで出来ることなら「10万円」が必要な2つの理由

理由1：強制ロスカットまでの「耐性」を確保するため

FXでは、口座に預けたお金（証拠金）を使って取引を行います。

この証拠金が、相場の変動に耐えるための担保です。

例えば、米ドル円（1ドル150円）で最小ロット（1Lot＝10,000通貨）の取引をする場合、最低でも約6万円が必要です。

しかし、この金額ぎりぎりで始めたらどうなるでしょう？

相場が少しでも予測と逆に動けば、すぐにロスカット（証拠金が一定水準を下回ると強制的に決済される仕組み）が発動し、取引が終了してしまいます。

初期投資を10万円にしておけば、ロスカットまでの距離が広がり、相場が一時的に逆行しても耐えられるようになります。

これがプロが言う「資金管理の余裕」です。

もちろん、ほかの通貨（オージードル円など）であれば初期費用は少なくて済みます。

誠

10万円にこだわる必要はなく、初期投資費用が多ければ多いほど、失敗したときのリトライ数も増やせます。

FXの単位である「Lot」やpipsに関してはこちらで解説しています↓

理由2：負けを恐れない「心の余裕」を持つため

FX初心者が最もやってはいけないのは、「資金がなくなる恐怖心から、正しい損切りができないこと」です。

証拠金がギリギリだと、人間は含み損に耐えられず、小さな変動でも焦って判断を誤ります。

10万円を用意しておけば、「これは勉強代」「多少の損失は織り込み済み」と割り切って、感情に左右されない冷静な取引ができるようになります。

FXにおいて、資金量とは「心の余裕」を買う行為なのです。

初期投資費用から考えるFXのスタート戦略

初期投資額ごとの取引プラン

初期投資の目安は「稼ぎたい額」と「リスク許容度」によって異なります。

 パターンA：FXを「試したい」層（〜5万円）

10,000通貨単位の取引業者ではなく、1通貨単位（松井証券FXなど）や1,000通貨単位の取引ができる業者を選びましょう。

• 取引通貨：米ドル円ではなく、より少額で取引できる豪ドル円などからスタート。
• 目的：まずはツールの操作、注文・決済、スプレッドやロスカットの感覚を掴むこと。

パターンB：FXで「稼ぎたい」層（10万円〜30万円）

この層が最も多いです。安全性を高めるため、取引ロットを上げすぎないことを徹底してください。

• 取引通貨：米ドル円の1Lot（10,000通貨）をメインにする。
• 目的：1Lot取引を続け、損切りのルールを徹底しながら、月数千円〜数万円の利益を目指す。資金が増えてからロットを上げればOKです。

誠

ちなみに私は初めてFXをやるとき50万円から始めました。その上でLot数もちょっと上げてトレードしていました。今思えばそれは最初からリスクを取りすぎでした。あなたは自分の予算と相談し、必ず余剰資金で始めてください。

利益を出せば余裕も増える

取引で利益を出していけば、証拠金も増えていきます。

すると、Lot数を増すことができ、より効率的に資金を増やすこともできます。

1Lotから2Lotに増やせばそれだけで2倍効率的に稼ぐことができるわけですから。

最初はなかなか勝率も上がらないかもしれません。

低Lotで経験を積み、効率よく稼げるようになりましょう！

まとめ

FXを始めるために10万円はあったほうが安心できるのは、「ロスカットまでの物理的な余裕」と、「冷静な判断を保つための精神的な余裕」を持つためです。

「10万円はちょっと多い」と思うかもしれませんが、FXは将来を、今を変える収入を得られる可能性があります。

FXが合わなくて辞めたくなったときは残金を引き出せばいいだけです。

誠

証拠金が多く用意できないときは、豪ドル円など、１Lotに必要な金額が少ない通貨で挑戦するのも一つの手です。ただし、必ず「リスク管理」を学びましょう。

【次のアクション】資金に見合った業者を選ぼう！

あなたの初期投資額に見合った取引業者を、もう一度確認してみましょう。

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FXを始めるにあたっての注意事項

為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。

FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。