「FXは興味あるけど…借金しそうで怖い」
そんな声をよく耳にします。
ですが、結論から言うとFXは“きちんと気を付ければ”借金することはありません。
むしろ、正しい知識とリスク管理を身につければ、無理なく資産を増やしていける堅実な投資方法です。
本記事では、
- なぜ一部の人だけが借金してしまうのか?
- 借金が発生する“仕組み”と“メンタル面”
- 安心して始めるためのリスク管理
- 成功者がやっている習慣
を初心者向けに分かりやすくまとめました。
FXで借金する理由:リスクを理解して賢く取引しよう

FXで借金が発生する原因は「システム」と「感情」の2つだけ
借金する人のほとんどが、下記のどちらか(または両方)に当てはまります。
①FXの仕組みを理解していない(システム面)
②感情で動いてしまい、計画的な取引ができない(メンタル面)
逆に言えば、仕組みを理解し、感情をコントロールすれば借金は回避できます。
システム面で起きる“借金の理由”
FXのシステムとして「ロスカットが間に合わない」ことで借金ができる可能性があります。
通常では、証拠金が一定以下になると自動的に強制決済(ロスカット)が行われます。
しかし、急激な相場変動や週明けの“窓開き”(※)で処理が追いつかず、その差額が「追証(おいしょう)」として請求されることがあります。
とはいえ、これはレアケースで低レバレッジ+余裕ある証拠金管理をしていればほぼ防げます。
つまり、身の丈に合わない超高額で取引をしなければ借金なんてことはないでしょう。
低額取引でロスカットを発生させたときの記事です↓
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(※)窓開きは週明けの朝によくある価格が飛んで形成された空白部分のことです。

メンタル面で起きる“借金の理由”
・負けを取り返すための無謀なエントリー
損失が出ると焦ってレバレッジを上げてしまう…これは多くの初心者が陥る罠です。
・損切りできずに損失が拡大
「損を確定させたくない」という心理が大きな損失を生みます。
・資金管理ができていない
生活費や借りたお金でFXをするのは絶対NG。これが最も借金につながる行為です。
借金しないための絶対ルール(初心者向け)
適切なレバレッジの設定
初心者は特に低いレバレッジから始め、徐々に慣れてから少しずつレバレッジを上げることをおすすめします。
無理のない範囲で取引を行うことで、大きな損失を避けることができます。
証拠金を多めにいれて低Lotで取引をすればレバレッジを低めにできます。
余裕のある証拠金維持率を維持
余裕を持つだけでロスカットの不安はほぼ消えます。
資金の余裕は心の余裕につながり、冷静なトレードができるようになります。
損切りラインを事前に決める
損失を抑えるために損切りを必ず設定しましょう。
これにより、相場が予想と逆に動いた場合でも、損失を最小限に抑えることができます。
一度の取引で資金の大部分を失わないように管理することが重要です。
土日の持ち越しを避ける
週明けに発生しやすい“窓開き”による予期せぬ損失を防ぎます。
資金に余裕がない場合は金曜日には全ての取引を決済してしまうことをオススメします。
経済ニュースを必ずチェックする
経済ニュースをチェックする習慣をつけましょう。
情報に基づいた取引を行うことで、リスクを減らし、より賢い投資が可能になります。(ファンダメンタルズ分析)
DMM FXのパソコン版だと上部に直近の経済指標が表示されるので便利です。
無理な資金で絶対にトレードしない
生活資金や借金したお金で取引するのは論外。
これは借金ルートのスタート地点です。
まとめ

FX取引は高い収益性を持つ一方で、大きなリスクも伴います。
適切なリスク管理と計画的な取引を行うことで、借金を避けつつ、効率的に資産を増やすことが可能です。
レバレッジの過剰利用を避け、常に冷静な判断を心がけることが重要です。
また、勉強と情報収集を怠らず、自分の取引スタイルを確立することで、FX取引の成功に近づくことができます。
FXを始める前に、これらのポイントをしっかりと理解し、賢く投資を行いましょう。
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FXを始めるにあたっての注意事項
為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。
FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。