リスク・資金管理

FX口座凍結の理由と回避方法:初心者のうちに知っておきたいこと

2024年8月18日

FX口座凍結

FX取引を始める際に、口座凍結というリスクがあることを知っていますか?

口座凍結とは、取引業者によってFX口座が一時的または永久的に使用できなくなる状態を指します。

これは、取引が正常に行えなくなるだけでなく、資金の引き出しが制限される可能性もあります。

そこで、口座凍結の理由と、その回避方法について詳しく解説します。

スキャルピングが推奨されていない取引業者でスキャルピングをやりすぎると取引中止になるという話はよく聞きます。さすがにそれで口座凍結までされたという話は聞いたことがないですけどね。気を付けるに越したことはないです。

 

初心者のうちに知っておきたい口座凍結の理由

ネット銀行

X(旧ツイッター)でよく聞く話

口座凍結されたという人はツイッターでたまに見ます。

■凍結された理由はで多いのは…

・国内業者だとスキャルピングのやりすぎ(十数秒以内に複数回の注文を行う行為)や売買ツールの利用。

・海外業者だと両建てでもダメな場合があるようです。

■出金に関しては…

・国内業者だと口座の出金が数日以内ならできることもあります。

・海外口座だと「資金は不正に得た利益の為出金出来ない」といった理由で出金できないこともあるようです。

凍結理由の開示は無しなこともあるので、“あるようです”のような曖昧な表現になっています。

 

口座凍結される理由

1. 不正取引や規約違反

FX業者は、ユーザーの不正取引や規約違反を非常に厳しく取り締まっています。

例えば、裁定取引(アービトラージ)やスキャルピングなど、特定の取引スタイルが規約に反する場合、口座が凍結されることがあります。

また、複数のアカウントを作成し、ボーナスを不正に受け取る行為も凍結の対象です。

メモ

FXにおける裁定取引(アービトラージ)とは、価格変動を利用する取引で、同一の価値を持つ2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクがほとんどないとされています。

 

2. 長期間の休眠口座

FX口座を開設したものの、長期間取引を行わないと休眠口座とみなされ、凍結されることがあります。

業者にとっては、アクティブなユーザーが望ましいため、休眠口座は管理コストとして負担となります。

 

3. 名義貸し・マネーロンダリングの疑い

不自然な資金の出入りや、短期間での大規模な資金移動がある場合、マネーロンダリングの疑いで口座が凍結されることがあります。

FX業者は、金融機関として法的にマネーロンダリング防止の義務を負っています。

 

4. 国や地域の規制変更

国や地域によっては、金融規制が厳しくなることがあります。

これにより、特定の地域からの取引が禁止され、口座が凍結される場合があります。

 

5. 短期間の超高速スキャルピング

国内FX業者の多くは、サーバーに負荷をかける「数秒単位の連続取引」を禁止しています。

明確に「スキャルピング禁止」と書いていなくても、「短時間での過度な注文」が規約に触れ、取引停止や凍結になるケースが最も多いパターンです。

 

6. 自動売買ソフト(EA)やツールの不正利用

業者が提供しているツール以外(外部の自動クリックツールなど)を使って取引をすることです。

また、サーバーに異常な負荷をかける自作プログラムなども、業者から「攻撃」とみなされることがあります。

 

7. 海外口座特有の「ボーナス・ゼロカット」悪用

海外FX業者でよくある凍結理由です。

  • 複数の口座を作ってボーナスを二重取りする
  • 異なる口座間で両建てをして、ゼロカット(業者の負担)を意図的に狙う

これらは「不正」とみなされ、厳しい処置が取られます。

 

「勝ちすぎると凍結される」は本当か?

多くの初心者が心配するこの噂。

結論から言うと、「まっとうな取引(規約の範囲内)であれば、数千万、数億円稼いでも凍結されることはありません」

FX業者は、顧客が取引してくれるほど手数料(スプレッド)で儲かる仕組みです。

稼げるトレーダーは、業者にとっても「長く取引してくれる上顧客」なのです。

ポイント

「勝ちすぎて凍結された!」と言っている人の多くは、実は「禁止されている手法(超高速スキャルや裁定取引など)で勝った」ために、その手法を問題視されているケースがほとんどです。

 

安心してFXを続けるための回避策

タブレットでFX

もしも口座が凍結されたら?お金は戻ってくる?

もしログインできなくなったり、出金が止まった場合は、以下の手順で冷静に対処しましょう。

1. サポートに問い合わせる

まずは理由を尋ねましょう。

単純な「本人確認書類の有効期限切れ」や「住所確認の漏れ」など、事務的な理由で一時制限がかかっているだけのことも多いです。

 

2. 元本(預けたお金)の出金を要求する

規約違反を疑われた場合でも、「自分が最初に入金した元本」については出金が認められるケースがほとんどです。

利益分については交渉が必要になることがありますが、まずは元本の回収を優先しましょう。

国内業者であれば、日本の法律で守られているため、資金がすべて没収されることは稀です。一番怖いのは、実体のない怪しい海外業者の「出金拒否」です。

 

口座凍結を回避する方法

1. 規約を熟読し、遵守する

まず、取引業者の利用規約をしっかりと確認し、それに従うことが重要です。

特に、取引スタイルやボーナスに関する規約には注意を払いましょう。

疑問があれば、事前にサポートに問い合わせることをお勧めします。

 

2. 定期的に取引を行う

休眠口座とみなされないよう、定期的に取引を行うことが大切です。

たとえ小額でも、取引を続けることで口座のアクティビティを維持することができます。

 

3. 不自然な資金移動を避ける

資金の入出金には計画性を持ち、不自然な頻度や金額での移動を避けるようにしましょう。

また、大規模な資金移動が必要な場合は、事前に業者へ報告することで、誤解を避けられます。

 

4. 規制変更をチェックする

取引を行う国の規制や法律の変更に注意を払い、必要に応じて口座の設定や取引スタイルを調整しましょう。

特に海外のFX業者を利用している場合は、頻繁に情報を確認することが求められます。

 

5. スキャルピングをするなら「公認」の業者を選ぶ

国内でも「JFX」や「LION FX」、「DMM FX(ある程度まで)」など、スキャルピングを容認している業者があります。

自分のスタイルに合った業者を選ぶことが最大の防御です。

 

6. 複数の口座に資金を分散する

万が一のシステムエラーや凍結リスクに備え、メイン口座とサブ口座の2つ以上で運用するのがプロの常識です。

リスクを1箇所に集中させないようにしましょう。

 

7. 信頼できる国内の大手業者を使う

やはり安心なのは、日本の金融庁の認可を受けている大手業者です。

万が一のトラブル時も日本語でサポートが受けられ、信託保全(業者が倒産してもお金が返ってくる仕組み)も徹底されています。

 

まとめ

自由な女性

FX取引を安全に続けるためには、口座凍結のリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

しっかりとした知識を持ち、ルールを守ることで、安心して取引を行いましょう。

不安なことがあれば、口座開設前に業者のチャットサポートで「スキャルピングはどこまでOKですか?」と聞いてみるのも手ですよ!

 

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FXを始めるにあたっての注意事項

為替及び金融指標の数値の変動によっては損失が生じる場合があり、相場急変時等には証拠金額以上の損失が生じる場合があります。

FX業者の契約締結前交付書面及び約款をよくお読みいただき、それらの内容をご理解のうえ、お取引の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。

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